モチベーション

モチベーション。

人が何かをするときの動機づけや目的意識のことです。

 

モチベーションが下がっている、モチベーションが上がってきた…と何気なく使っていますが、そもそもそんなにアップダウンしていいもの?という素朴な疑問。

 

私は食事という分野で自らの生活を変えることで何かを発信していきたいという目標があります。

そのための準備や勉強を少しずつ進めています。が、日々の生活に翻弄されて立ち止まってさしまうこともしばしば。

 

何故でしょう?

世の中にはもっともっと忙しくても自分のやりたいことにチャレンジしたり、スキルアップしている人がたくさんいます。

どんな人がモチベーションを維持、またはあげながら、目標や夢を現実にしているのでしょう?

 

モチベーションを意欲ややる気ととらえがちですが、モチベーションとは、目標に向かって行動するための理由、動機づけです。心の中の力でしょうか。

 

例えば、私の長男は今、中学で特進クラスに上がるという目標に向かって日々勉強に励んでいます。我が家では具体的に全科目の合計点、各科目の点数の細かな目標を紙に書いて貼っています。そのためにどんな勉強をするか、1日の中でどの時間にどの科目の何をやるのか…本人が細かく決めています。

それをやり抜けるかどうか、途中で何度か見直しながら、テストや模試まで努力を続けるのです。

ここからは私の想像ですが…長男には好きな子がいてその子は特進クラスにいる。どうしても同じクラスになりたい。それが彼のモチベーションなのです。

部活で帰りが遅くなっても全くペースを乱すことなく毎日コツコツ勉強する姿は親から見ても素晴らしいと思います。

でもそれだけでは、例えばその子と同じクラスになったら、同じクラスになっても彼女はまったく長男は眼中にない、もしくは他に好きな人がいたら…勉強やめてしまいそうですよね?

そのために特進クラスに上がったら、どんな未来が待っているかをよく話しています。何のために勉強するのか?それはクラスで1番になるためでも、特進クラスに上がるためでもなくあなたの未来の選択肢を増やすためだと何度も言葉を変えながら話しています。

 

モチベーションは目標とそれを達成した先の自分の姿や可能性の広がりみたいなものをより具体的に描けている方が保ちやすいと思います。

 

そう、モチベーションは上がったり下がったりするものではなく、保つもの。強いて言うなら目標や、それを達成した先の自分のレベルが高くなれば、モチベーションも高まるものではないかと思います。

 

目標を達成した後のキラキラした自分を思い浮かべ、それを心のパワーにして充実した日々を過ごしたいものです。